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領ずの意味

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学研全訳古語辞典

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らう-・ず 【領ず】

他動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


「りゃう(領)ず」に同じ。



りゃう・ず 【領ず】

他動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


(土地や物などを)自分のものとして所有する。占有する。領有する。ひとりじめにする。


出典蜻蛉日記 中


「この按察使(あぜち)の大納言のりゃうじ給(たま)ひし宇治(うぢ)の院」


[訳] この按察使の大納言が占有しなさっていた宇治の院。


(霊・魔物などが)とりつく。のりうつる。


出典源氏物語 蜻蛉


「鬼神(おにがみ)も、あが君をばえりゃうじ奉らじ」


[訳] 鬼や神でも、あなたさま(=浮舟)にとりつき申し上げることはあるまい。◆「りゃうす」「らうず」とも。








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