学研全訳古語辞典 |
すこ-ぶる 【頗る】
①
少しばかり。いささか。ちょっと。
出典大鏡 時平
「笑ひ立たせ給(たま)ひぬれば、すこぶる事も乱れけるとか」
[訳] いったん笑い出しなされてしまうと、いささか乱れてだらしなくなったとか。
②
かなり。だいぶ。甚だ。
出典平家物語 一・殿下乗合
「侍(さぶらひ)どもみな馬より取って引き落とし、すこぶる恥辱に及びけり」
[訳] 侍どももみな馬からひきずり落として、かなり恥をかかせた。
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①
少しばかり。いささか。ちょっと。
出典大鏡 時平
「笑ひ立たせ給(たま)ひぬれば、すこぶる事も乱れけるとか」
[訳] いったん笑い出しなされてしまうと、いささか乱れてだらしなくなったとか。
②
かなり。だいぶ。甚だ。
出典平家物語 一・殿下乗合
「侍(さぶらひ)どもみな馬より取って引き落とし、すこぶる恥辱に及びけり」
[訳] 侍どももみな馬からひきずり落として、かなり恥をかかせた。
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