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領る由しての意味

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学研全訳古語辞典

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しる-よし-して 【領る由して】

分類連語


領地を所有する縁があって。


出典伊勢物語 一


「むかし、男、初冠(うひかうぶり)して、奈良の京春日の里に、しるよしして、狩りにいにけり」


[訳] 昔、ある男が、元服して奈良の都の春日の里に領地を所有する縁があって、鷹(たか)狩りに出かけた。


なりたち

動詞「しる」の連体形+名詞「よし」+格助詞「して」








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