「念」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/58件中)
副詞たちまちのうちに。出典平家物語 七・返牒「数日(すじつ)の鬱念(うつねん)いっしに解散(げさん)す」[訳] 数日間のうっとうしい気持ちがたちまちのうちに消え去る。
副詞たちまちのうちに。出典平家物語 七・返牒「数日(すじつ)の鬱念(うつねん)いっしに解散(げさん)す」[訳] 数日間のうっとうしい気持ちがたちまちのうちに消え去る。
分類連語…なのだよ。…ことだよ。▽文末に用いられ、強く判断したものにさらに念を押す意を添える。出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの「これは知りたることぞかし」[訳] これ(=『古今和歌集』の歌)は覚えてい...
分類連語…ね。…だよ。▽念を押して確かめる意を表す。出典源氏物語 若紫「今はさは大殿籠(おほとのごも)るまじきぞよ」[訳] もうそのように(子供っぽく)お休みになってはならないのだよ。なりたち係助詞「...
終助詞《接続》言い切りの形に付く。〔感動をこめて軽く念を押したり、返答をうながしたりする〕…ね。出典浮世風呂 滑稽「しかし見所があるて。此(こ)の番頭はたのもしい」[訳] しかし、見所があるね。この番...
終助詞《接続》体言や、文を言いきった形に付く。…だなあ。…だね。▽感動や念押し・同意などの意を表す。出典浮世風呂 滑稽「はて、とんだ物が目にはいったの」[訳] それにしても、とんでもない物が目に入った...
終助詞《接続》文末に付く。〔呼びかけ・念押し〕…よ。出典末広がり 狂言「やい、やい、太郎冠者(くわじや)、あるかやい」[訳] おい、おい、太郎冠者、いるかよ。◆間投助詞「や」に終助詞「い」が付いて一語...
分類連語〔感動を込めて念を押し〕…よねえ。…よ。出典冥途飛脚 浄瑠・近松「ほんに目元(めもと)が似たわいの」[訳] 本当に目元が似たよねえ。◆中世末期以降の語。なりたち終助詞「わい」+終助詞(一説に間...
副詞もしかしたら。ひょっとして。▽疑い・危惧(きぐ)の念を強く表す。出典万葉集 七四「はたや今夜(こよひ)もわが独り寝む」[訳] もしかしたら(恋人にも会えずに)今夜も私は独り寝をするのだろうか。◆副...
副詞もしかしたら。ひょっとして。▽疑い・危惧(きぐ)の念を強く表す。出典万葉集 七四「はたや今夜(こよひ)もわが独り寝む」[訳] もしかしたら(恋人にも会えずに)今夜も私は独り寝をするのだろうか。◆副...