「扇」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/115件中)
名詞①末の方に向かって次第に広がること。末広がり。出典方丈記 「扇を広げたるがごとくすゑひろになりぬ」[訳] (火は)扇を広げたように末広がりになってしまった。②扇を祝っていう...
名詞①末の方に向かって次第に広がること。末広がり。出典方丈記 「扇を広げたるがごとくすゑひろになりぬ」[訳] (火は)扇を広げたように末広がりになってしまった。②扇を祝っていう...
名詞杉板の骨に透かし彫りを施し、生絹(すずし)を張った扇。「すきあふぎ」とも。
名詞杉板の骨に透かし彫りを施し、生絹(すずし)を張った扇。「すきあふぎ」とも。
自動詞カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}ひそひそと話す。ささやく。出典枕草子 大蔵卿ばかり「『この中将に扇の絵のこと言へ』とささめけば」[訳] 「この中将に扇の絵のことを言え」とささやくと。◆...
副詞しとやかに。▽もの静かなさま。出典栄花物語 ゆふしで「一宮『例よりも動かぬ馬(むま)悲し』とて、扇(あふぎ)してしとしとと打ち奉らせ給(たま)ふを」[訳] 一の宮は「いつもよりよく動かないこの馬は...
名詞①表と裏の布の間に中倍(なかべ)という布を入れて三重にして仕立てた衣服。②「三重襲の扇(あふぎ)」の略。語義未詳。「檜扇(ひあふぎ)」の一種で、檜(ひのき)の薄板八枚を一重...
名詞①表と裏の布の間に中倍(なかべ)という布を入れて三重にして仕立てた衣服。②「三重襲の扇(あふぎ)」の略。語義未詳。「檜扇(ひあふぎ)」の一種で、檜(ひのき)の薄板八枚を一重...
他動詞サ行四段活用活用{さ/し/す/す/せ/せ}顔を隠す。出典蜻蛉日記 下「この車を見つけて、ふと扇をさしかくして渡りぬ」[訳] このわたしの車を見つけて、さっと扇で顔を隠して通り過ぎていった。◆「さ...
他動詞サ行四段活用活用{さ/し/す/す/せ/せ}顔を隠す。出典蜻蛉日記 下「この車を見つけて、ふと扇をさしかくして渡りぬ」[訳] このわたしの車を見つけて、さっと扇で顔を隠して通り過ぎていった。◆「さ...