「消」を解説文に含む見出し語の検索結果(111~120/756件中)
分類連語…なければ。…ないならば。出典源氏物語 宿木「さだにあるまじくは、道のほどの御送り迎へも、おりたちてつかうまつらむに」[訳] そうしたことさえなければ、道中のお送り迎えも(私が)直接自身でお世...
副詞〔多く、下に打消推量の助動詞「じ」を伴って〕いくらなんでも。まさか。よもや。出典枕草子 かへる年の「よも起きさせ給(たま)はじとて、臥(ふ)しはべりにき」[訳] (寝ていらしたので)まさかお起きに...
分類連語まさか、あるまい。決して、ないだろう。出典徒然草 七三「『よもあらじ』など言ふもせんなければ」[訳] 「(そんなことは)まさかあるまい」などと言ったとしてもしかたがないので。なりたち副詞「よも...
副詞〔下に打消の語を伴って〕まったく。いっさい。出典保元物語 中「この御所を退いて他所(たしよ)へ出でさせましまさんこといっせつ有るべからず」[訳] この御所から退出してよそへお出かけさせなさることは...
副詞〔下に打消の語を伴って〕まったく。いっさい。出典保元物語 中「この御所を退いて他所(たしよ)へ出でさせましまさんこといっせつ有るべからず」[訳] この御所から退出してよそへお出かけさせなさることは...
分類連語〔「…にあげず」の形で〕間をおかないで。出典大和物語 一五二「二、三日にあげず御覧ぜぬ日なし」[訳] 二、三日の間をおかないでご覧にならない日はない。なりたち動詞「あぐ」の未然形+打消の助動詞...
分類連語〔「…にあげず」の形で〕間をおかないで。出典大和物語 一五二「二、三日にあげず御覧ぜぬ日なし」[訳] 二、三日の間をおかないでご覧にならない日はない。なりたち動詞「あぐ」の未然形+打消の助動詞...
分類連語ありふれていない。並ひととおりではない。格別だ。出典源氏物語 桐壺「やむごとなき御思ひなべてならず」[訳] (帝(みかど)の)ありがたいご寵愛(ちようあい)が並ひととおりではない。なりたち副詞...
分類連語ありふれていない。並ひととおりではない。格別だ。出典源氏物語 桐壺「やむごとなき御思ひなべてならず」[訳] (帝(みかど)の)ありがたいご寵愛(ちようあい)が並ひととおりではない。なりたち副詞...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}とおり一遍だ。普通だ。世間並みだ。▽打消の語を伴って用いることも多い。出典源氏物語 空蟬「女もなみなみならず」[訳] 女も普通でなく。