「消」を解説文に含む見出し語の検索結果(101~110/756件中)
分類連語…でない。…ではない。出典徒然草 一「下戸(げこ)ならぬこそ男(をのこ)はよけれ」[訳] 酒が飲めない人でないのが、男としてはよいのである。なりたち断定の助動詞「なり」の未然形+打消の助動詞「...
分類連語…でなくて。…以外に。出典新勅撰集 雑一「花さそふ嵐(あらし)の庭の雪ならで」[訳] ⇒はなさそふあらしのにはの…。なりたち断定の助動詞「なり」の未然形+打消の接続助詞「で」...
分類連語必ずしも…ではない。…というわけではない。出典伊勢物語 九「京に思ふ人なきにしもあらず」[訳] 都に愛している人が必ずしもいないというわけではない。なりたち断定の助動詞「なり」の連用形「に」+...
分類連語…でも。▽多く「あらず」「侍(はべ)らず」などの打消の語句や、「あれど」などの逆接を表す語句が続く。出典枕草子 春はあけぼの「雪の降りたるは、言ふべきにもあらず」[訳] 雪が降っている(朝がよ...
分類連語…でもない。出典源氏物語 夕顔「右近も動くさまにもあらねば」[訳] 右近も動くようすでもないので。なりたち断定の助動詞「なり」の連用形「に」+係助詞「も」+ラ変補助動詞「あり」の未然形+打消の...
分類連語…ないことだなあ。出典万葉集 三六〇二「天の白雲見れど飽かぬかも」[訳] 空の白雲は(いくら)見ても(見)飽きないことだなあ。◆上代語。なりたち打消の助動詞「ず」の連体形+詠嘆の終助詞「かも」...
分類連語…ないのだ。出典竹取物語 かぐや姫の昇天「あの国の人をえ戦はぬなり」[訳] あの(月の世界の)国の人を、(相手に)戦うことはできないのだ。なりたち打消の助動詞「ず」の連体形+断定の助動詞「なり...
打消の助動詞「なふ」の連体形「なへ」の変化した語。出典万葉集 三四七八「逢(あ)ほ時(しだ)も逢はのへ時も」[訳] 会うときも会わないときも。◆上代の東国方言。
分類連語〔下に打消の語を伴って〕すぐには。ちょっとは。出典枕草子 四月、祭の頃「蔵人(くらうど)思ひしめたる人の、ふとしもえならぬが」[訳] 蔵人になりたいと思いつめている人で、すぐにはなることのでき...
出典伊勢物語 八四[訳] 参上しようと思っていたけれど、たびたびは参上することができない。品詞分解まうづ=動詞「まうづ」[終止形] と=格助詞 し=動詞「す」[連用形] けれ=過去の助動詞「けり」[已...