「さる」を解説文に含む見出し語の検索結果(171~180/787件中)
副詞〔多く下に「と」を伴って〕いくつもいくつも。あれこれと。出典宇治拾遺 二・一「いくいくと置きて食はせさせ給(たま)ひければ」[訳] (白米をいろいろなものに入れて、それらを)いくつもいくつも並べて...
出典徒然草 五九[訳] 避けることのできない用事ばかりがますます重なってきて。品詞分解え=副詞 さら=動詞「さる」[未然形] ぬ=打消の助動詞「ず」[連体形] こと=名詞 のみ=副助詞 いとど=副詞 ...
出典徒然草 五九[訳] 避けることのできない用事ばかりがますます重なってきて。品詞分解え=副詞 さら=動詞「さる」[未然形] ぬ=打消の助動詞「ず」[連体形] こと=名詞 のみ=副助詞 いとど=副詞 ...
分類和歌出典百人一首 「奥山に紅葉(もみぢ)踏み分け鳴く鹿(しか)の声聞く時ぞ秋はかなしき」出典古今集 秋上・猿丸太夫(さるまるだゆう)[訳] 奥深い山に散り敷いた紅葉を踏み分けて鳴いている鹿の声を聞...
…したであろうこと。出典万葉集 四二三「朝さらず行きけむ人の思ひつつ通ひけまくは」[訳] 朝ごとに歩いていった君がものを思いながら通ったであろうことは。◆派生語。なりたち過去推量の助動詞「けむ」の古い...
感動詞「すは」に同じ。出典平家物語 四・橋合戦「すはや、宮こそ南都へ落ちさせ給(たま)ふなれ」[訳] ああっ、宮は南都へ逃げのびなさるそうだ。◆「すは」を強めた語。「や」は強めの間投助詞。
感動詞そうよ。そうだ。そうそう。▽思い出したときや、相手に同意・同感したときに発する語。出典蜻蛉日記 下「そよや、さることありきかし」[訳] そうだ、そういうことがあったよ。◆感動詞「そよ」に間投助詞...
自動詞ガ行四段活用活用{が/ぎ/ぐ/ぐ/げ/げ}大騒ぎする。もてはやす。出典枕草子 正月一日は「雪間の若菜摘み、…例はさしもさるもの目近からぬ所にもてさわぎたる」[訳] 雪間の若菜を摘んで、…ふだんは...
自動詞ガ行四段活用活用{が/ぎ/ぐ/ぐ/げ/げ}大騒ぎする。もてはやす。出典枕草子 正月一日は「雪間の若菜摘み、…例はさしもさるもの目近からぬ所にもてさわぎたる」[訳] 雪間の若菜を摘んで、…ふだんは...
副詞〔下に打消の語を伴って〕まったく。いっさい。出典保元物語 中「この御所を退いて他所(たしよ)へ出でさせましまさんこといっせつ有るべからず」[訳] この御所から退出してよそへお出かけさせなさることは...