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学研全訳古語辞典

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ガン 【元・願】

⇒ぐゎん



もと 【本・元】

[一]名詞

根もと。幹。


出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち


「その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける」


[訳] その竹の中で、根もとが光る竹が一本あった。


下の方。かたわら。付近。ほとり。


出典徒然草 一三


「ひとり灯火(ともしび)のもとに文(ふみ)を広げて」


[訳] ひとりで灯火の下に書物を広げて。◇「下」とも書く。


(人のいる)所。


出典伊勢物語 九


「京に、その人の御もとにとて、文(ふみ)書きてつく」


[訳] 都へ、ある人のいらっしゃる所にと思って、手紙を書いて託す。◇「許」とも書く。


以前からのもの。昔からあるもの。


出典方丈記 


「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」


[訳] 流れていく川の流れは絶えることがなくて、なおその上に、以前からあった水ではない。◇「旧」「故」とも書く。


基本。根本。よりどころ。原因。


出典徒然草 一八四


「世を治むる道、倹約をもととす」


[訳] 世の中を治める方法は、倹約を基本とする。


はじめ。起こり。起源。


出典徒然草 二一四


「『想夫恋(さうぶれん)』といふ楽(がく)は、…もとは『相府蓮(さうふれん)』、文字の通へるなり」


[訳] 「想夫恋」という音楽は、…はじめは「相府蓮」という名で、「想夫恋」と音(おん)が通じているのだ。


(和歌の)上(かみ)の句。


出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの


「歌どものもとを仰せられて、『これが末(すゑ)、いかに』と問はせ給(たま)ふに」


[訳] 多くの歌の上の句を仰せになられて、「この下の句は何か」とお尋ねになるので。


[二]副詞

以前に。以前から。


出典古今集 哀傷・詞書


「もとありし前栽(せんざい)もいと繁(しげ)く荒れたりけるを見て」


[訳] 以前にあった庭の植え込みもたいそうひどく荒れているのを見て。









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