古語:

流石なりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

さすが・なり 【流石なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


そうはいっても、やはり…だ。やはり、そうでもない。やはり、そうはいかない。


出典徒然草 一一


「閼伽棚(あかだな)に菊・紅葉など折り散らしたる、さすがに住む人のあればなるべし」


[訳] 閼伽棚に菊や紅葉が折り散らしておいてあるのは、そうはいっても、やはり住む人がいるからなのであろう。


やはり、それだけのことはある。なんといっても、相当なものだ。▽多く「さすがに」の形で副詞的に用いる。


出典枕草子 鳥は


「木高(こだか)き木どもの中に、もろ声に鳴きたるこそ、さすがにをかしけれ」


[訳] 高い木々の中で、(ほととぎすとうぐいすが)声を合わせて鳴いているのは、やはりそれだけのことはあって面白い。


参考

「流石」は、中国の故事にもとづいたあて字といわれる。








流石なりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

流石なりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




流石なりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS