古語:

 狭間の意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

さ-ま 【狭間】

名詞

すきま。


城壁・櫓(やぐら)などに設けて、外のようすを見たり、矢・弾丸などを打ち放ったりするための小窓。



はさ-ま 【狭間・迫間】

名詞

(物と物との間の)すきま。


出典伊勢物語 一〇〇


「後涼殿(こうらうでん)のはさまを渡りければ」


[訳] 後涼殿(と清涼殿)の間のすきまを通って行ったところ。


谷。谷間。


出典義経記 七


「どの山を、どのはさまにかかりて行かむずるぞ」


[訳] どの山を、どの谷間を通って行こうとするのか。


あいま。▽ある事柄から次の事柄に移る、その間の短い時間。


出典宇治拾遺 一一・九


「そのはさまは、唇ばかりはたらくは、念仏なめりと見ゆ」


[訳] そのあいまには、唇だけが動くのは、(やはり)念仏を唱えているように見える。


弓・鉄砲などをうつために、城壁に設けた穴。◆中世以降は「はざま」。








 狭間のページへのリンク
「 狭間」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

 狭間のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




 狭間のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS