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あさはかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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あさ-はか・なり 【浅はかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


奥深くない。


出典枕草子 五月の御精進のほど


「廊めきて端ぢかにあさはかなれど」


[訳] (全体が)渡り廊下みたいで外に近くて奥深くない(貧弱な感じである)が。


思慮が足りない。


出典源氏物語 朝顔


「あさはかなる筋などもて離れ給(たま)へりける人の御心を」


[訳] 思慮が足りない方面(=浮気)などは、全く見向きもなさらなかった人の御心なのに。


重大でない。取るに足りない。


出典源氏物語 須磨


「あさはかなることにかかづらひてだに」


[訳] 取るに足りないことにかかわりを持っただけでも。








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