古語:

したふの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

した・ふ

自動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


木の葉が赤く色づく。紅葉する。


出典万葉集 二一七


「秋山の(=枕詞(まくらことば))したへる妹(いも)」


[訳] 赤く色づいた(ように美しい)あの娘。



した・ふ 【慕ふ】

他動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


(心引かれて)あとを追う。ついて行く。


出典万葉集 四六〇


「泣く児(こ)なすしたひ来まして」


[訳] 泣く子どものようにあとを追っていらっしゃって。


恋しく思う。愛惜する。慕う。


出典徒然草 一三七


「花の散り、月の傾(かたぶ)くをしたふ習ひは」


[訳] (桜の)花が散り、月が傾くのを愛惜する習慣は。








したふのページへのリンク
「したふ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

したふのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




したふのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS