古語:

じんじゃうなりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > じんじゃうなりの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

じん-じゃう・なり 【尋常なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


普通だ。あたりまえだ。並みだ。


出典今昔物語集 二八・四


「一人としてじんじゃうなる者なし」


[訳] 一人として普通の者はいない。


しとやかだ。上品だ。


出典花鏡 幽玄之入堺事


「姿の幽玄ならんためには、じんじゃうなる仕立ての風体をならひ」


[訳] 姿が優美で美しくあるためには、上品な扮装(ふんそう)のしかたを習い。


結構だ。りっぱだ。


出典平家物語 一一・那須与一


「じんじゃうに飾ったる小舟一艘(さう)」


[訳] りっぱに飾った小舟が一艘。


殊勝だ。いさぎよい。


出典太平記 三


「敵ながら弓矢取ってじんじゃうに死したる者かな」


[訳] 敵ではあるが、弓矢を取っていさぎよく死んだ者であることよ。








じんじゃうなりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

じんじゃうなりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




じんじゃうなりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS