学研全訳古語辞典 |
ひと-がた 【人形】
①
人の形をしたもの。人形(にんぎよう)。
②
禊(みそ)ぎ・祈禱(きとう)のときに用いる形代(かたしろ)。紙などで人の形に作り、それで体をなでて身の災いを移し、水に流す。
③
身代わりの人。
出典源氏物語 東屋
「かのひとがた求め給(たま)ふ人に見せ奉らばや」
[訳] あの方(大君(おおいぎみ))に似た身代わりをお捜しなさるあの方(=薫(かおる))に(浮舟を)お見せ申し上げたい。◆「ひとかた」とも。
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①
人の形をしたもの。人形(にんぎよう)。
②
禊(みそ)ぎ・祈禱(きとう)のときに用いる形代(かたしろ)。紙などで人の形に作り、それで体をなでて身の災いを移し、水に流す。
③
身代わりの人。
出典源氏物語 東屋
「かのひとがた求め給(たま)ふ人に見せ奉らばや」
[訳] あの方(大君(おおいぎみ))に似た身代わりをお捜しなさるあの方(=薫(かおる))に(浮舟を)お見せ申し上げたい。◆「ひとかた」とも。
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