学研全訳古語辞典 |
ほ 【帆】
船の帆。
ほ 【火】
火(ひ)。
参考
複合語の中に用いられる。「ほむら(火群)」「ほかげ」
ほ 【百】
百(ひやく)。
参考
複合語の中でのみ用いられる。単に「百」を表す場合には「もも」が使われる。「いほ(五百)」「やほよろづ(八百万)」
ほ 【秀】
①
ぬきんでていること。秀(ひい)でていること。また、そのもの。「国のほ」「波のほ」。
②
表面に出て目立つもの。▽多く、「ほ」を「穂」にかけていう。
出典古今集 恋一
「秋の田の(=枕詞(まくらことば))ほにこそ人を恋ひざらめ」
[訳] (秋の田の稲穂ではないがその)穂のように表面に出してあの人を恋することはできないだろうが。
ほ 【穂】
(稲・麦・すすきなどの)穂。
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