学研全訳古語辞典 |
さ・ゆ 【冴ゆ】
自動詞ヤ行下二段活用
活用{え/え/ゆ/ゆる/ゆれ/えよ}
①
冷え込む。冷たく凍る。[季語] 冬。
出典源氏物語 総角
「霜さゆる汀(みぎは)の千鳥うちわびて」
[訳] 霜が冷たく凍る水ぎわで千鳥がひどくつらがって。
②
光・音・色などが澄みわたる。さえる。
出典新古今集 秋下
「大江山かたぶく月の影さえて」
[訳] 大江山に沈もうとする月の光が澄みわたって。
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活用{え/え/ゆ/ゆる/ゆれ/えよ}
①
冷え込む。冷たく凍る。[季語] 冬。
出典源氏物語 総角
「霜さゆる汀(みぎは)の千鳥うちわびて」
[訳] 霜が冷たく凍る水ぎわで千鳥がひどくつらがって。
②
光・音・色などが澄みわたる。さえる。
出典新古今集 秋下
「大江山かたぶく月の影さえて」
[訳] 大江山に沈もうとする月の光が澄みわたって。
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