学研全訳古語辞典 |
さえ-わた・る 【冴え渡る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
一面に冷え込む。
出典万葉集 三二八一
「わが衣手(ころもで)に置く霜も氷(ひ)にさえわたり」
[訳] 私の袖(そで)におりる霜も氷(こおり)のように、一面に冷え込み。
②
一面に澄みきる。
出典更級日記 宮仕へ
「空さすがに隈(くま)なくさえわたりたる夜のかぎり」
[訳] 空はそうはいっても、やはり残る所なく一面に澄みきっている夜の間中。
冴え渡るのページへのリンク |
古語辞典
約23000語収録の古語辞典
|
|
学研全訳古語辞典 |
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
一面に冷え込む。
出典万葉集 三二八一
「わが衣手(ころもで)に置く霜も氷(ひ)にさえわたり」
[訳] 私の袖(そで)におりる霜も氷(こおり)のように、一面に冷え込み。
②
一面に澄みきる。
出典更級日記 宮仕へ
「空さすがに隈(くま)なくさえわたりたる夜のかぎり」
[訳] 空はそうはいっても、やはり残る所なく一面に澄みきっている夜の間中。
冴え渡るのページへのリンク |
冴え渡るのページの著作権
古語辞典
情報提供元は
参加元一覧
にて確認できます。
©GAKKEN 2025 Printed in Japan |