古語:

半らの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

なか-ら 【半ら】

名詞

半分。半ば。


出典源氏物語 総角


「なからばかり入(い)り給(たま)へるに」


[訳] (体が)半分ほどお入りになると。


中途。途中。中ほど。


出典更級日記 足柄山


「山のなからばかりの、木の下のわづかなるに」


[訳] 山の途中あたりの、木の下のわずかな場所に。


まん中。中心。


出典大鏡 道長上


「同じものをなからには当たるものかは」


[訳] なんと同じ(当たるという)ものでも、(的の)中心に当たるではないか。


大半。ほとんど。


出典宇治拾遺 三・七


「舟のうちなる者ども、…なからは死に入(い)りぬ」


[訳] 舟の中の人々は、…大半は死んでしまった(ような気がした)。◆「ら」は接尾語。








半らのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

半らのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




半らのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS