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和やかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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なご-やか・なり 【和やかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


ものやわらかだ。温和だ。


出典源氏物語 橋姫


「驚き顔にはあらずなごやかにもてなして」


[訳] あわてたようすではなく、ものやわらかに振る舞って。


静かだ。穏やかだ。


出典源氏物語 手習


「昔の山里よりは、水の音もなごやかなり」


[訳] 以前にいた山里(の宇治)よりは、(小野の里は)水の音も静かである。◆「やか」は接尾語。



にこ-やか・なり 【和やかなり・柔やかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


もの柔らかだ。しとやかだ。


出典源氏物語 梅枝


「にこやかなる方の御なつかしさは」


[訳] (文字の)もの柔らかな面(=筆づかい)の御好ましさは。


にこにこしている。◆「やか」は接尾語。は近世以降に使われる。








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