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子の日の意味

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学研全訳古語辞典

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ね-の-ひ 【子の日】

名詞

十二支の「子(ね)」に当たる日。


(ア)

正月の最初の子の日に、人々が野外に出て小松を引き抜いたり若菜を摘んだりし、宴遊を行って千代(ちよ)の長寿を祝う行事。のちに、正月七日の行事となった。子の日の遊び。


(イ)

「子の日の松(まつ)」の略。


出典新古今集 春上


「さざ波や(=枕詞(まくらことば))志賀の浜松古(ふ)りにけり誰(た)が世に引けるねのひなるらむ」


[訳] 志賀の浜辺の松は古くなってしまったことだ。いったいだれが昔子の日に引いた小松であったのであろうか。◆「根延(の)び」にかけて「ねのび」とも。








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