古語:

左右の意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

さ-う 【左右】

名詞

左と右。


出典源氏物語 若菜上


「舞台のさうに、楽人(がくにん)の平張(ひらば)りうちて」


[訳] 舞台の左右に、楽人のためのテントを張って。


あれこれ言うこと。とやかく言うこと。


出典平家物語 四・還御


「九条殿の御(おん)ぱからひのうへは、さうに及ばず」


[訳] 九条殿のお取り計らいである以上、あれこれ言うことはできない。


指示。指図。


出典平家物語 一・殿上闇討


「刀の実否(じつぷ)について咎(とが)のさうあるべきか」


[訳] 刀が本物かどうかによって、罪(にするかしないか)の指示があるべきではないか。


知らせ。


出典太平記 八


「そのさうを今や今やと待ちけるところに」


[訳] その知らせを今か今かと待っていたところに。


状況。ようす。


出典平治物語 中


「軍(いくさ)のさうを待つと見るは、ひがことか」


[訳] (あなたが)戦いの状況を待っていると見るのは、まちがいか。



そう 【候・左右】

⇒さう








左右のページへのリンク
「左右」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

左右のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




左右のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS