学研全訳古語辞典 |
みやす-どころ 【御息所】
①
天皇の御寝所に仕える女性。
②
皇太子・親王の妃(きさき)。
参考
「みやすんどころ」の撥音(はつおん)「ん」が表記されない形。「みやすみどころ」↓「みやすんどころ」↓「みやすどころ」と変化した語で、天皇の御休息所が本来の意。天皇の夫人たちで「女御(にようご)」「更衣(かうい)」のクラスの官女をさし、しかも、皇子・皇女を産んだ女御・更衣に対する尊称であることが多い。のち、しだいに、更衣に限って用いるようになる。
みやすん-どころ 【御息所】
「みやすどころ」に同じ。◆「みやすみどころ」の撥(はつ)音便。
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