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扱ふの意味

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あつか・ふ 【扱ふ】

他動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


世話を焼く。


出典源氏物語 帚木


「まことに親めきてあつかひ給(たま)ふ」


[訳] 本当に親らしく世話を焼きなさる。


うわさする。


出典源氏物語 紅葉賀


「人々も、思ひの外なる事かなとあつかふめるを」


[訳] 人々も、意外なことだなあとうわさするらしいのを。


もてあます。


出典枕草子 なほめでたきこと


「多く取らむと騒ぐ者は、なかなかうちこぼしあつかふほどに」


[訳] (食べ物を)たくさん取ろうとあわてるものは、かえって取りこぼしてもてあますうちに。


仲裁する。


出典諸国ばなし 浮世・西鶴


「さまざまにあつかへども、きかざれば」


[訳] いろいろと仲裁するが、聞かないので。








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