古語:

扶持の意味

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ふ-ち 【扶持】

[一]名詞※「す」が付いて他動詞(サ行変格活用)になる

助けること。守り支えること。


出典平家物語 一・額打論


「外祖忠仁公(ちゆうじんこう)幼主をふちし給(たま)へり」


[訳] 外祖父忠仁公(=藤原良房)が幼い君主(=清和天皇)をお助けになった。


主従関係を結んで俸禄(ほうろく)を与えること。


出典徒然草 二二六


「信濃(しなの)の入道をふちし給(たま)ひけり」


[訳] (慈鎮和尚(かしよう)は)信濃の入道(=中山行長)と主従関係を結んで生活の世話をしなさった。


[二]名詞

「扶持米(まい)」の略。俸禄として主君から家臣に支給される米。◆近世語。








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