古語:

押し包むの意味

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おし-つつ・む 【押し包む】

他動詞マ行四段活用

活用{ま/み/む/む/め/め}


包みこむ。


出典冥途飛脚 浄瑠・近松


「ちり紙袖(そで)におしつつむ、涙ぞ色に出(い)でにける」


[訳] ちり紙を袖に包みこんだが、涙をこらえるようすが顔に現れるのだった。


押し隠す。


出典源氏物語 総角


「さばかり恨みつる気色(けしき)も、言少(ことずく)なにことそぎて、おしつつみたまへるを」


[訳] あれほど恨んでいたようすも、言葉少なに簡略にして、押し隠しなさっているのを。◆「おし」は接頭語。








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