学研全訳古語辞典 |
かき-くも・る 【搔き曇る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
(雲や霧などにおおわれて)空が一面に暗くなる。
出典古今集 恋五
「かきくもり雨も降らなむ」
[訳] 空が一面に暗くなり、雨でも降ってほしい。
②
(涙で)目の前がぼんやりとなる。
出典源氏物語 椎本
「かきくもり、もの見えぬ心地し給(たま)へば」
[訳] 涙で目の前がぼんやりとなり、ものが見えない気持ちになられるので。◆「かき」は接頭語。
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活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
(雲や霧などにおおわれて)空が一面に暗くなる。
出典古今集 恋五
「かきくもり雨も降らなむ」
[訳] 空が一面に暗くなり、雨でも降ってほしい。
②
(涙で)目の前がぼんやりとなる。
出典源氏物語 椎本
「かきくもり、もの見えぬ心地し給(たま)へば」
[訳] 涙で目の前がぼんやりとなり、ものが見えない気持ちになられるので。◆「かき」は接頭語。
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