学研全訳古語辞典 |
ここ-を-もって 【此処を以て・是を以て】
分類連語
こういうわけで。そこで。
出典平家物語 二・教訓状
「相共に賢愚なり。環(たまき)のごとくして端なし。ここをもって設(たと)ひ人怒ると言ふとも」
[訳] お互いに賢くもあり愚かでもある。環のようになっていて、端はない。こういうわけで、たとえ人が怒っても。◆「ここをもちて」の変化した形。漢文訓読から起こった。
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こういうわけで。そこで。
出典平家物語 二・教訓状
「相共に賢愚なり。環(たまき)のごとくして端なし。ここをもって設(たと)ひ人怒ると言ふとも」
[訳] お互いに賢くもあり愚かでもある。環のようになっていて、端はない。こういうわけで、たとえ人が怒っても。◆「ここをもちて」の変化した形。漢文訓読から起こった。
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