学研全訳古語辞典 |
ほとほと-・し 【殆とし・幾とし】
活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
もう少しで(…しそうである)。すんでのところで(…しそうである)。極めて危うい。
出典土佐日記 二・五
「ほとほとしくうちはめつべし」
[訳] (風が船を)もう少しで沈めてしまいそうだ。
②
ほとんど死にそうである。危篤である。
出典宇津保物語 国譲下
「ほとほとしき病者(びやうざ)を」
[訳] 危篤である病人を。
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活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
もう少しで(…しそうである)。すんでのところで(…しそうである)。極めて危うい。
出典土佐日記 二・五
「ほとほとしくうちはめつべし」
[訳] (風が船を)もう少しで沈めてしまいそうだ。
②
ほとんど死にそうである。危篤である。
出典宇津保物語 国譲下
「ほとほとしき病者(びやうざ)を」
[訳] 危篤である病人を。
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