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沙羅双樹の意味

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しゃら-さうじゅ 【娑羅双樹・沙羅双樹】

名詞

釈迦(しやか)がインドのクシナガラの娑羅の林で入滅(=死去)したとき、その床(とこ)の四辺に生えていたという、娑羅樹の根から生じた一双ずつ八本の娑羅の木。釈迦の入滅を悲しみ、双樹の各一本ずつが枯れ、鶴(つる)のように白くなって釈迦の死の床を覆ったという。この世の無常を説くたとえに用いられる。「娑羅」はインド原産の木の名。「さらさうじゅ」とも。


出典平家物語 一・祇園精舎


「しゃらさうじゅの花の色、盛者必衰(じやうしやひつすい)の理(ことわり)をあらはす」


[訳] 娑羅双樹の花の色が一瞬のうちに変わったことは、勢いの盛んな者も必ず衰える道理をあらわす。








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