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煤くの意味

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すす・く 【煤く】

自動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


すすがしみついて黒ずむ。すすける。


出典徒然草 一七六


「御薪(みかまぎ)にすすけたれば、黒戸といふとぞ」


[訳] おたきぎ(を焚(た)く煙)で、すすがしみついて黒ずんでいるので、黒戸というのだそうだ。


よごれてすす色になる。古くよごれた状態になる。


出典源氏物語 末摘花


「衣(きぬ)は、雪に逢(あ)ひてすすけまどひ」


[訳] 着物は、雪(の反射)にあってひどくよごれて。








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