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生死の意味

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学研全訳古語辞典

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しゃう-じ 【生死】

名詞

生き死に。


出典徒然草 九三


「しゃうじの相(さう)にあづからずといはば、実(まこと)の理(ことわり)を得たりといふべし」


[訳] 生き死にの境地を超越しているというならば、真の仏法の理を得た人といってよい。


死。死期。▽「死」に重きをおいていう語。


出典徒然草 四一


「我らがしゃうじの到来、ただ今にもやあらん」


[訳] 私たちの死期が来るのは、たった今かもしれない。


生・老・病・死の四苦(しく)の始めと終わり。人々の苦と迷いの世界。


出典徒然草 五八


「げにはこの世をはかなみ、必ずしゃうじを出(い)でんと思はんに」


[訳] 本当にこの世をむなしく感じて、きっと人々の苦と迷いの世界から抜け出そうと思うのに。◇仏教語。








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