学研全訳古語辞典 |
あひ-そ・ふ 【相添ふ】
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
一緒にいる。
出典大和物語 一五六
「年ごろ親のごと養ひつつあひそひにければ」
[訳] 数年来、親のようにずっと養育し一緒にいたのだったから。◆「あひ」は接頭語。
活用{へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ}
添える。
出典古今集 離別
「たらちねの(=枕詞(まくらことば))親の守りとあひそふる心ばかりはせきなとどめそ」
[訳] 親がわが子の守りとして子に添える親心ぐらいは、関所よせきとめないでおくれ。◆「あひ」は接頭語。
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