学研全訳古語辞典 |
ぎ-をん 【祇園】
①
「祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくをん)」の略。古代、中インドの舎衛国(しやえこく)にあった、祇陀(ぎだ)太子の庭園の祇陀林(ぎだりん)を、須達(しゆだつ)長者(給孤独長者ともいう)が買って、寺院(=祇園精舎)を建てて釈迦(しやか)に寄進したもの。
②
「祇園精舎(ぎをんしやうじや)」の略。◆仏教語。
祇園
分類地名
京都の東山八坂(やさか)の祇園社。今の八坂神社。牛頭天皇(ごずてんのう)を祭神とし、「祇園会(ぎをんゑ)」で知られる。また、その付近一帯の地名。江戸中期以降、花街として知られた。
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