古語:

等閑なりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

なおざりなり 【等閑なり】

⇒なほざりなり



なほざり・なり 【等閑なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


本気でない。いいかげんだ。注意を払わない。おろそかだ。


出典後撰集 秋下


「なほざりに秋の山辺を越え来れば織らぬ錦(にしき)を着ぬ人ぞなき」


[訳] (降りかかる落葉に)注意を払うこともなく秋の山辺を越えて来たので、織らない錦(=紅葉の錦)を着ていない人とてないことよ。


あっさりしている。ほどほどだ。


出典徒然草 一三七


「よき人は、ひとへに好(す)けるさまにも見えず、興ずるさまもなほざりなり」


[訳] 教養のある人は、いちずに情趣を好もしがるようにも見えないし、おもしろがるさまもあっさりしている。








等閑なりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

等閑なりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




等閑なりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS