学研全訳古語辞典 |
こし 【腰】
①
(体の)腰。
②
衣服、特に袴(はかま)・裳(も)などの腰に当たる部分。また、その辺りに結ぶ紐(ひも)。
③
山裾(やますそ)。
出典平家物語 五・富士川
「富士のこしより搦手(からめで)にや回り候ふらん」
[訳] 富士の山裾から背面にまわっているでしょうか。
④
和歌の第三句の五文字。腰の句。◇五七五七七の短歌を人体に見立てて、その中央部に当たるところから。第一句を頭、第二句を胸、第四・五句を尾という。
-こし 【腰】
刀・太刀など腰に帯びるものを数える。また、矢を盛った箙(えびら)や袴(はかま)などを数える。
ヨウ 【要・窅・遥・腰】
⇒えう
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