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苛なしの意味

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いら-な・し 【苛なし】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


(程度が)甚だしい。


出典大和物語 一六八


「さぶらふ人々もいらなくなむ泣きあはれがりける」


[訳] お仕え申し上げる人々も甚だしく泣いていたましく思った。


大げさだ。仰々しい。


出典徒然草 五四


「印(いん)ことことしく結び出(い)でなどして、いらなく振る舞ひて」


[訳] (僧たちは)印を仰々しく結んで作り出したりして、大げさに振る舞って。


(物の状態などが)強い。鋭い。


出典宇治拾遺 一〇・六


「明け暮れはいらなき太刀をみがき」


[訳] 毎日は、鋭い太刀をみがき。








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