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薫ずの意味

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くん-・ず 【薫ず】

[一]自動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


かおる。におう。


出典平家物語 三・大塔建立


「異香(いきやう)すなはちくんじたり」


[訳] 珍しい香りがたちまちにおった。


[二]他動詞サ行変格活用

活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}


かおらせる。におわせる。


出典栄花物語 鳥の舞


「さまざまの香をたきてくんじ合はせたるほど」


[訳] いろいろな香をたいてかおらせ合わせているうち。








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