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藤波の意味

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ふぢ-なみ 【藤波・藤浪】

名詞

藤の花房の風に揺れるさまを波に見立てていう語。転じて、藤および藤の花。


出典古今集 夏


「わが屋戸(やど)の池のふぢなみ咲きにけり山ほととぎすいつか来(き)鳴かむ」


[訳] わが家の庭先の池のほとりの藤の花が咲いたことよ。山のほととぎすはいつになったら飛んで来て鳴くだろうか(待ち遠しいことだ)。


藤原(ふじわら)氏のたとえ。


出典今鏡 藤波中


「ふじなみのあと絶えず」


[訳] 藤原氏の跡継ぎは絶えないで。


参考

和歌に多く用いられる語で、平安時代には「ちはやぶる賀茂の川辺のふぢなみは懸けて忘るる時の間ぞ無き」(『梁塵秘抄』)のように、藤原氏の繁栄を歌意にこめる場合がある。








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