行き別る

学研全訳古語辞典

いき－あか・る 【行き別る】

自動詞ラ行下二段活用

「ゆきあかる」に同じ。

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いき－わか・る 【行き別る】

自動詞ラ行下二段活用

活用 ｛れ／れ／る／るる／るれ／れよ｝; 「ゆきあかる」に同じ。

出典 更級日記 太井川

「いきわかるるほど、ゆくもとまるも、みな泣きなどす」

[訳] 別れ別れになるときは、行く者もとどまる者も、皆泣いたりする。

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ゆき－あか・る 【行き別る】

自動詞ラ行下二段活用

活用 ｛れ／れ／る／るる／るれ／れよ｝; 別れて行く。解散して離れ離れになる。「いきあかる」「いきわかる」とも。

出典 徒然草 三〇

「我賢げに物ひきしたため、ちりぢりにゆきあかれぬ」

[訳] 我がちに要領よく身支度をし、ちりぢりに別れて行ってしまう。