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賢しらなりの意味

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学研全訳古語辞典

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さかし-ら・なり 【賢しらなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


りこうぶる。こざかしい。


出典枕草子 男こそ、なほいとありがたく


「返りごとはさかしらにうちするものから」


[訳] 返事はこざかしく少しするけれども。


差し出がましい。おせっかいだ。


出典枕草子 三月ばかり


「さかしらに柳の眉(まゆ)のひろごりて」


[訳] おせっかいに眉のような柳の葉が広がって。◆「ら」は接尾語。








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