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退転の意味

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たい-てん 【退転】

名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

修行を怠って、それまでに得た悟りの境地や地位が、もとの状態に戻ること。


出典今昔物語集 一・五


「この施(せ)を受けては苦行たいてんしなん」


[訳] この施しを受けてしまったら、(これまでの)苦行(で得た境地が)もとに戻ってしまうだろう。◇仏教語。


しだいに衰えること。しだいになくなること。


出典平家物語 二・山門滅亡


「講演磨滅して、堂々の行法(ぎやうぼふ)もたいてんす」


[訳] 仏説の講義や説法はすたれて、(それぞれの)僧堂僧堂での仏法の修行もしだいに衰える。


絶えてなくなること。中断すること。


家が断絶すること。破産して、その地位を失うこと。








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