学研全訳古語辞典 |
りゃう-げん 【霊験】
「れいげん」に同じ。
れい-げん 【霊験】
①
ご利益(りやく)。祈願にこたえて神仏の示す不思議なしるし。
出典平家物語 二・一行阿闍梨之沙汰
「神明(しんめい)のれいげんあらたなる事の尊(たつと)さに」
[訳] 神様のご利益がはっきり現れたことのもったいなさに。
②
①のあらたかな場所。霊場。霊地。
出典今昔物語集 一三・一
「所々のれいげんに参りて」
[訳] あちこちの霊場に参詣(さんけい)して。◆「りゃうげん」とも。
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