「思ふ」を解説文に含む見出し語の検索結果(161~170/1883件中)
名詞①気がおかしくなること。狂気。また、その人。物の怪(け)などがのりうつった場合などにもいう。出典枕草子 世の中になほいと心憂きものは「誰(たれ)てふものぐるひか、『我、人にさ思はれむ』...
接頭語〔動詞の上に付いて〕①ともに。いっしょに。出典万葉集 一五五八「思ふ人どちあひ見つるかも」[訳] 仲の良い者同士でいっしょに見たことよ。②互いに。出典万葉集 一三「耳梨(...
接頭語〔動詞の上に付いて〕①ともに。いっしょに。出典万葉集 一五五八「思ふ人どちあひ見つるかも」[訳] 仲の良い者同士でいっしょに見たことよ。②互いに。出典万葉集 一三「耳梨(...
他動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}①自分のものを他人に与える。出典源氏物語 東屋「我は命をゆづりてかしづきて」[訳] 自分は命を人に与える(=捨てる)つもりで(浮舟(うきふね...
他動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}①自分のものを他人に与える。出典源氏物語 東屋「我は命をゆづりてかしづきて」[訳] 自分は命を人に与える(=捨てる)つもりで(浮舟(うきふね...
分類和歌出典百人一首 「あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢(あ)ふこともがな」出典後拾遺集 恋三・和泉式部(いづみしきぶ)[訳] 私は(病が重くなり)まもなくこの世を去ると思いますが、あの...
分類連語とうていありえないのではないか。▽下に続く「あらじ」などが省略される。出典源氏物語 須磨「かばかりの対面も又(また)はえしもやと思ふこそ」[訳] このくらいの対面でも再びはとうていありえないの...
分類連語並ひととおりでない。格別だ。出典源氏物語 花宴「おぼろけならぬ契(ちぎり)りとぞ思ふ」[訳] ひととおりでない(あなたと私との)縁(えにし)と思う。なりたち形容動詞「おぼろけなり」の未然形+打...
副詞あれこれと。何かにつけて。出典万葉集 八九七「かにかくに思ひわづらひ」[訳] あれこれと思い悩み。出典酒ほがひ 吉井勇「かにかくに祇園(ぎをん)はこひし」[訳] 何かにつけて祗園が恋しい。
…したであろうこと。出典万葉集 四二三「朝さらず行きけむ人の思ひつつ通ひけまくは」[訳] 朝ごとに歩いていった君がものを思いながら通ったであろうことは。◆派生語。なりたち過去推量の助動詞「けむ」の古い...