古語:

あな畏の意味

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あな-かしこ 【あな畏】

分類連語


ああ恐れ多いことよ。ああ慎むべきだ。


出典竹取物語 火鼠の皮衣


「『あなかしこ』とて箱に入れ給(たま)ひて」


[訳] 「ああ恐れ多いことよ」と言って箱にお入れになって。


恐れ入りますが。▽呼びかけるときに発する語。


出典紫式部日記 寛弘五・一一・一


「あなかしこ、このわたりに若紫や候ふ」


[訳] 恐れ入りますが、このあたりに若紫はいらっしゃいませんか。


かしこ。敬具。▽手紙の末尾に記す語。古くは男女ともに用いた。


〔下に禁止の語を伴って、副詞的に用いて〕決して。ゆめゆめ。


出典宇治拾遺 一三・五


「あなかしこ、人に語りたまふな」


[訳] 決して、他人に語りなさるな。


なりたち

感動詞「あな」+形容詞「かしこ(畏)し」の語幹








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