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おもひますの意味

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学研全訳古語辞典

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おもひ-ま・す 【思ひ優す】

他動詞サ行四段活用

活用{さ/し/す/す/せ/せ}


(他のものより)すぐれていると思う。


出典古今集 春上


「待てといふに散らでしとまるものならばなにを桜におもひまさまし」


[訳] 待てというと(桜の花が)散らずに枝にとどまるとしたら、何を桜よりすぐれていると思うだろうか(そういうものは何もない)。



おもひ-ま・す 【思ひ増す】

自動詞サ行四段活用

活用{さ/し/す/す/せ/せ}


思いがつのる。


出典万葉集 五九五


「いや日に異(け)にはおもひますとも」


[訳] いよいよ日ましに思いがつのるとしても。



おもひ-ま・す 【思ひ座す】

分類連語


お思いになる。


出典万葉集 四四三


「いかさまにおもひませか」


[訳] どのようにお思いになってか。◆上代語。「ます」はこの場合、尊敬の補助動詞。








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