古語:

きくやいかにの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > きくやいかにの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

きくやいかに…

分類和歌


「聞くやいかにうはの空なる風だにも松に音するならひありとは」


出典新古今集 恋三・宮内卿(くないきやう)


[訳] 聞いていますかあなた、どうですか。上空を落ち着かないようすで吹き渡る風さえも、「待つ」という名の松の木には、訪れて音をたてる習わしがあるとは、私も今気がつきました。


鑑賞

「風に寄する恋」という題で詠まれた歌。初句切れの強さが、恋の悲嘆を詠んだ内容にふさわしい響きを与えている。「うはの空」には「上空」と、何かに気をとられてそわそわしている意味の「うわの空」とがかけられている。「だにも」は軽い事柄を挙げて、それ以上のものを想像させる、副助詞「だに」+係助詞「も」からなる連語。「さえも」と訳す。心のない風でさえも待つ相手を訪れるというのに、肝心のあなたは来てはくれないのですね、という気持ち。松風に聞き入りながら、不実な恋人を思うひたむきさが表されている。








きくやいかにのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

きくやいかにのお隣キーワード

法人向けの高品質な翻訳サービス




きくやいかにのページの著作権
古語辞典情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2019 Printed in Japan

©2019 Weblio RSS