古語:

けりゃうの意味

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学研全訳古語辞典

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け-りゃう 【仮令】

副詞

一体に。たいがい。およそ。


出典吾妻鏡 


「けりゃう五万騎に及ぶべし」


[訳] およそ五万騎に及ぶであろう。


たとえば。


出典風姿花伝 二


「けりゃう、木樵(きこり)・草刈り・炭焼き・汐汲(しほく)みなどの風情にもなるべき態(わざ)をば」


[訳] たとえば、木樵・草刈り・炭焼き・汐汲みなどといった趣のあるしぐさにもなり得るような姿態は。


〔多く、下に「…ばこそ」を伴って〕たまたま。さいわいに。


出典薩摩歌 浄瑠・近松


「けりゃう道を守ればこそ、もし気がそれていたづらしたら」


[訳] たまたま(女の)道を守っていればこそ(よかったようなものの)、もし心が離れて、不義をしたら。








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