学研全訳古語辞典 |
けん
活用{○/○/けん/けん/けめ/○}
⇒けむ。◆助動詞「けむ」を、中世以降「けん」と表記するようになったもの。
-けん 【間】
①
建物の柱と柱との間を数える語。
出典源氏物語 夕霧
「半蔀(はじとみ)四、五けんばかり上げ渡して」
[訳] 半蔀を四、五間ばかりずっと上げて。
②
長さの単位。ふつう、一間は六尺(=約一・八メートル)。◆「間(ま)」の音読みから。
けん 【券】
田地・邸宅・荘園(しようえん)などの所有権を証明する文書。
けん 【賢】
賢いこと。賢い人。
けん 【権】
権力。権勢。権威。
けん 【剣】
両刃の太刀(たち)。つるぎ。
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