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たんなりの意味

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学研全訳古語辞典

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たん-・なり

分類連語


〔「なり」が推定の意の場合〕「たなり」に同じ。


出典平家物語 六・小督


「君は、小督(こがう)ゆゑに、思(おぼ)し召し沈ませ給(たま)ひたんなり」


[訳] 天皇は、(愛する)小督の(失踪(しつそう)の)ために、お思い沈みあそばしているようだ。


〔「なり」が伝聞の意の場合〕「たなり」に同じ。


出典平家物語 二・阿古屋之松


「日本は、昔三十三か国にてありけるを、中ごろ六十六か国に分けられたんなり」


[訳] 日本は、昔三十三か国であったのを、そう遠くない昔六十六か国に分けられたそうだ。


なりたち

完了の助動詞「たり」の連体形+推定・伝聞の助動詞「なり」からなる「たるなり」の撥(はつ)音便。「たなり」とも表記される。








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